大不評のリクナビ広告動画のマズ過ぎるメッセージ【動画マーケティング】

大不評のリクナビ広告動画のマズ過ぎるメッセージ【動画マーケティング】

 YouTubeの動画を再生すると広告が出るようになって久しいが、広告会社は目障りにならないような広告動画を作ってSNSでの拡散を目指している。

 そんな中、かなり評判の悪い広告動画がリクナビNEXTの「子どもに夢を託すな。」だ。「子どもに夢を託すな。」で検索すると日本中で怒りを買っている事がみてとれる。プチ炎上気味だ。

リクナビNEXT 「子どもに夢を託すな。」 ロングA

この動画の何がいけなかったのか。伝えるメッセージの失敗

 最近の日本の広告動画はメッセージを直接語りかけるものが多い。そんな中、このリクナビ広告動画のメッセージは突然、「子どもに夢を託すな!」の命令形だ。軽い気持ちでYouTubeを再生しようと思ったら、いきなり命令されると面を食らう。

 また、「子どもに夢を託す」事を見ず知らずの広告の動画に否定されるのも不快に思う人はいると思われる。親になった人なら誰もが子どもに「こうなって欲しい」とか「こういう事が出来る人になって欲しい」という気持ちを持つものだ。制作者の意図としては、自分の仕事の事であってお子さんの性格ではないですよと言いたいかもしれないが、受け取る方はそうは思わない。

 最終的にリクナビの転職広告だという事が明らかになるが、これもマズい。頭ごなしに命令し、最愛の子どもに対する愛情を否定しておいて、「転職しよう」はない。誰もが頭にくる命令+否定のコンボが炸裂した上で、「あなたの今の仕事は夢を追ってないですよね?転職しましょう」というメッセージに不快感を感じる人は少なくないはずだ。

 YouTubeの動画の評価はバッドが3分の2以上付いている。もうこんなに不評なら広告を出すのを止めればいいのにと思うが、未だにYouTubeを再生するとガンガン流れてくるところをみると、ある程度の再生回数は稼がないと広告会社としてはストップ出来ないのかもしれない。

メッセージ系の広告動画が流行っている日本

 クリエイティブな動画よりも、言葉を並べたメッセージ広告動画が日本で流行っている。ストーリー展開や秀逸なアイデアを出すよりも、簡単に作れるからかもしれない。そして、何故か全て人生について語られている。シェアを狙った感動押しの動画は今後も増えることは間違いないが、なんだかメッセージ系の広告動画はもうお腹いっぱいだ。

かんぽ生命TVCM|「人生は、夢だらけ。」篇|60秒

【公式】「すべての人生が、すばらしい。」リクルートポイントCM (120秒)