日本メディアは絶対に伝えないシリア内戦の熾烈で残酷な現実

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 シリアでは未だに激しい内戦が続いている。シリアと言われると中東にあるイスラム圏の国だと分かっている人はいるかもしれないが、現実に何が起こっているのかを知っている人は少ないのではないだろうか。

 この動画は現在シリアのアレッポで起こっている出来事や人々の熾烈で残酷な現状を14分のドキュメンタリーにまとめたものだ。かなり見るのが辛くなる描写があるので閲覧には注意してもらいたい。

Not Anymore: A Story of Revolution – Syria

 ドキュメンタリーでは1人の女性戦場カメラマンを追っている。彼女の名前はノア。まだ24歳だ。

「世界中に知ってもらいたい。今のこの現状を。」と言う彼女の言葉は重い。

 大きな銃を掲げてイスラムの神であるアラーの名前を叫ぶ兵士。その1人が数発の銃声が聞こえた後に倒れる。激しい銃撃戦。倒れた仲間を急いで引きずる仲間達。

撮影者は女性カメラマンに尋ねる。

「今、目の前で1人死んだよね。同じことが起こることが心配じゃないの?」

ノア「そんなメンタリティではもうないわ。これは私がしなければならないことだし。沢山の人々、沢山の女の子が台所でお皿を洗っているような時に死んだ。迫撃砲や榴散弾が窓から飛び込んで死んでいった。何でそんなちんけな死に方しなければいけないの?だから私は続ける。しなくちゃいけない。死ぬことなんて怖くない。」

銃声が鳴り響く中、彼女は答える。

もう1人、政府に抵抗している男性が撮影者にアドバイスをする。

「シリアでは銃に1つだけ弾を入れて持っておいた方がいい。もし捕まるよりも、自分で死んだ方が早く死ねる。そっちの方がいい。」

女性カメラマンへのインタビューは続く。

ノア「友達がいたの。彼女はずっと逮捕されていた。最近、彼女が死んだことがわかったの。彼女は拷問され、レイプされた。私は凄い落ち込んだ。私はそんなことになるぐらいなら死ぬことを選ぶ。あいつらが5分間、私を扱う時間よりも死ぬことの方がまし。」

ノア「この戦いが始まる前は学校で英語を教えていたの。もし、この内戦が全部悪い夢で、朝起きたら全部元通りで、学校で英語を教えられたらと思う。」

この後も重い言葉が続く。
この動画で語られる全ての言葉が重く心にのしかかる。

コメント欄は意味の無い小競り合いがおきていて、結局シリアの人々の気持ちや現状は伝わらない。素晴らしいドキュメンタリーであるにも関わらず、4分の1の人々はこの動画に何故かBADを押している。