Googleが描く感動的で政治的なショートフィルムとは

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「これが私で、これがユスフ。私の小さい頃の親友だ。」
思い出の写真を見せながら孫娘に話をする老人がいる。
老人はデリーに住んでいて、親友のユスフはラホールに住んでいるらしい。
「石器時代に作られたと言われる門の前のお菓子屋さんがユスフの家だ。お菓子の『ジャジャリア』を盗んでは良く一緒に食べていた。」と娘に懐かしそうに話す老人。
それを聞いていた孫娘は、おじいさんの話を元にGoogleで検索を始め、おじいさんの親友であるユスフを見つけます。そして孫達が協力し、長年の親友である彼等を再会させる感動的なショートフィルムです。

Google Search: Reunion

このGoogleが作成したコマーシャルショートフィルムは大きな話題を呼びました。それはインドのデリーに住む老人が、パキスタンのラホールに住む親友と再会するという極めて政治的な内容を含んでいるからです。元々パキスタンはインドの一地方であり、デリーの老人とラホールのユスフ老人は一緒に暮らしていました。しかし、1947年にパキスタンがインドから独立し、多くの友人や家族が一夜にしてインドとパキスタンにバラバラに住む事を強いられました。その後、数十年に渡って2つの国は紛争状態にあり、友人や家族が出会う事は出来ませんでした。このショートフィルムは、『数十年バラバラに異国で暮らしていた友人も、Googleを使えば出会う事を助ける事が出来ます』という強烈なメッセージが込められています。