ライオンと人が本気でじゃれ合う映像にどうしようもなく心惹かれる

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アフリカのサバンナで1人の男性が4WDから降りる。彼の名前はケビン・リチャードソン。動物学者だ。
ケビンを見つけて猛突進で走ってくるライオン。しかし、ケビンは笑いながらライオンを抱きしめる。ライオンが襲ってくるのではなく、じゃれついているのが分かっているからだ。

ライオンは15年間で35万頭から2万5千頭まで激減している。絶滅に向かう美しいライオン達を研究し守っていくために、彼は飼育や遠巻での観察のような方法はとらずに、ライオンの群れの一員になることを選んだ。
長い年月をかけ、彼はライオン達からの信頼を得て、ライオン達の仲間として迎え入れられている。ケビンのやり方は自然保護団体や動物学者から批判の声も上がっているようだ。しかし何故、人々はケビンがライオンと戯れる映像にどうしようもなく心が惹かれるのだろう。それはケビンが種の垣根を越え、他の生物に愛情と尊敬をもって迎え入れられる姿に感動を覚えるからではないだろうか。ライオンにとって人間は腹を満たす獲物にもなるはずだが、同じ仲間としてじゃれ合うライオンとケビンの関係は美しいとまで思えてしまう。
人間が増加し、生活範囲が大きくなればなるほど自然は減っていく。爆発的に増える地球上の人口を考えると、飼育や遠巻での観察だけでは絶滅する動物達を救う事は難しい段階にきているのかもしれない。