とりあえず1曲つくってみる作曲講座 vol.03

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「Studio One 2 FREE」を使ってみる

 みなさん、自分のパソコン環境に会った「Studio One FREE」のバージョンを無事にインストール出来ましたでしょうか? まだの方は前回の記事を読んでインストールしてみて下さい。では、さっそく「Studio One FREE」を実際に使ってみましょう。最初に「新規ソングを作成」を選んでみてください。

 「新規ソングを作成」をクリックすると、以下の画面が表示されます。ここでは新規作成するソングのファイル名や、ファイルをパソコン内のどこに保存するかを決定します。また「サンプルレート」などの音質に関する設定もここで行いますが、今詳しく説明してもまだよくわからないと思うので、ここはそのまま「OK」をクリックして先に進みましょう。

 実際に「Studio One FREE」を使ってみる前に、一般的な音楽制作ソフトというのは一体どのようなことが出来るのか触れておきます。出来ることをざっくり大きくわけると、「打ち込み」「録音・編集」「ミックス」の3つになります。

・「打ち込み」は、さまざまな楽器の〝演奏情報〟(「MIDI=ミディ」といいます)を入力すること。

・「録音・編集」はギター演奏や歌声を録音して編集すること。

・「ミックス」は打ち込まれたドラムパターンや録音された歌などの音量バランスを整えたり、音にエフェクト(例えば残響音を付けたり、歪ませたりして音に加工を加えることです)をかけたりして、1つの楽曲として自然に聴けるよう音を混ぜる作業のことです。

 今回はその中の「打ち込み」の作業を通じて、実際に音を鳴らすところまでを説明しようと思ます。

「Studio One 2 FREE」に打ち込んでみる

①画面右側の「インストルゥメント」をクリックしてみて下さい。前回のプロセスで「PreSonusユーザーアカウントからコンテンツをインストール」したソフト音源がここに表示されます。この中から何か好きなものを選んで、左にドラッグしてみましょう。

②次に下の画面写真の赤く印の付いたところをダブルクリックして、さらにもう一度クリックして下さい。

 ピアノの鍵盤が付いたエディタ画面が表示されます。一般的に「ピアノロール・エディタ」と呼ばれるものです(「Studio One」では単に「エディタ」という名前が付けられています。上部のメニュー画面の「表示 >> エディタ」でこの画面を表示させたり消したり出来ます)。
 縦型の鍵盤は音程を表しており、上の鍵盤になるほど高い音程になります。横のマス目は時間軸を表していて、再生してみると現在位置がどんどん右側に進行していきます。数字は楽譜で言うところの〝小節の数〟に当たります。

③エディタの鉛筆型のアイコンをクリックしてみて下さい。これで「鉛筆ツール」が選択されました。それをエディタのマス目上で適当にクリックすると、マス目に音符が打ち込まれます。音符をいくつか適当に打ち込んでみたら、画面下にある「再生ボタン」を押してみて下さい。

 どうでしょうか? 打ち込んだ音が再生されましたでしょうか? ただ、この状態だと1小節目だけしか音を打ち込むことが出来ず、2小節目からは打ち込めない状態になっていると思います。そこで下の画像のように、右端の部分をドラッグしてみて下さい。こうして範囲を広げることで、2小節目以降にも音を打ち込むことが可能になります。
 このように、楽器のパートごとに一音一音打ち込んでいきます。例えばドラムのパートを打ち込んで「次はベースの音をドラムの上に合わせたい!」と思ったら、もう一度①の段階に戻り「インストルゥメント」からベースの音源を選んで同じように打ち込みし、それが出来ると今度はピアノのパートを……、という感じで楽器パートを重ねて打ち込んでいって楽曲を完成させていきます。

 というわけで、前回と今回の2回にわたって「Studio One FREE」の導入について説明しました。「Studio One」には日本語のマニュアルも付いているので、さらに詳しい使い方を知りたいという方はそちらも参考にしてみて下さい。マニュアルはメニューの「ヘルプ >> 目次」から参照出来ます。また、使い方に関する書籍なども出版されていますし、ネット上でも検索をかけると情報を見つけることも出来るかと思います。
 それでは、次回からは具体的に作曲の方法を解説していきます。お楽しみに!