世界で12億回再生された驚愕のミュージックビデオ【動画マーケティング】

12oku-saisei


現在、世界で一番再生されたYouTube動画は韓国の歌手であるPSY(サイ)のGangnam Styleのミュージックビデオだ。半年もかからずにアメリカの人気歌手であるジャスティンビーバーを抜き、全世界で一番再生された動画になった。2013年の1月の時点で約12億回も再生されている。(驚)

100万回再生されただけでも大ヒットのYouTubeで、12億回という回数は驚異的だ。
YouTube歴代再生回数2位のジャスティンビーバーの”Baby”のミュージックビデオは約8億回、3位のジェニファーロペスの”On the Floor”は約6億回。この数字から見ても12億回再生がどれだけ凄いかがわかる。しかも未だに再生回数は上がり続けているのだ。

Gangnam StyleはYouTubeでヒットした為にアメリカのiTunesの総合ランキングで2位に。イギリスのiTunesの総合ランキングで1位になった。PSYはアジア人のアーティストとしては珍しくアメリカの音楽の祭典であるAmerican Music Awardsに出演し、MC Hammer と一緒にLIVEをして相当な盛り上がりを見せた。

Gangnam Styleは韓国や台湾、タイなどアジア各国のクラブでヘビーローテーションされ、Gangnam Styleがかかったらクールな若者達が一斉に馬乗りダンスを踊り出す。2012年はまさにGangnam Styleの年だった。

再生回数に関しては陰謀説もあるが、流行った事実は変わらない。

2009年にスーザンボイルが一世を風靡した時、YouTubeにスーザンボイルの動画がアップロードされ世界中で再生された。

その時にYouTubeがスーザンボイルの動画の元の番組であるBritains Got Talentの制作会社に払った金額は数億であるというニュースが流れた。Gangnam Styleも有名になっただけでなく、YouTubeから約7億円ぐらいの広告収入があったと推測される。ミュージックビデオ1本のみで稼いだ金額だ。

このGangnam Styleの動画の成功でミュージックビデオを取り巻く環境はかなり変化した。もしレコード会社がGangnam Styleの成功を見過ごしていたら相当ヤバい。

激変するミュージックビデオの流行らせ方

今まではMTVなどのミュージックビデオチャンネルでヘビーローテーションさせる事で人に覚えてもらっていたミュージックビデオだが、Gangnam StyleはYouTubeで再生される事で全世界で流行した。YouTubeで飛び抜けて再生される事はアメリカでの成功を意味し、全世界でビジネスが出来る事に繋がる。『YouTubeで再生されるミュージックビデオ』は何億円、何十億もの価値を持つ時代になった。

大切なのは『ミュージックビデオ』ではなく、『YouTubeで再生されるミュージックビデオ』なのだ。ミュージックビデオをYouTubeで途中までしか見せないようなレコード会社もあるが、間違った戦略であると考えられる。また、何千万円もの予算で作ったミュージックビデオでも、数十万円の予算で作ったミュージックビデオでも、再生回数がどちらも1万回だったらYouTubeユーザーにとっての価値はどちらも同じと言っていい。(もちろん音楽の価値には違いがある。あくまでプロモーション用のミュージックビデオの話だ。)

いかにYouTubeで再生され、TwitterやFacebookでシェアされ、人々に覚えてもらうかが今後のミュージックビデオの流行らせ方だ。