どう見ても楽器じゃないのに、どう聴いても音楽!!

pipe

 目をつむって聞けば、重低音が心地よいbass系の旋律。いいなあ、と思って目を開ければ、なんか大腸みたいなものを叩いてるヒゲ面のあんちゃんがいる……どういうことなの……。

 実は彼、“Pipe Guy”と呼ばれる、知る人ぞ知る路上パフォーマー。本名はJake Clark。年齢は25歳。意外と若い!

 ポリ塩化ビニルパイプで自作した楽器を、サンダルでひっぱたく。文字にすると溢れ出んばかりの残念臭だが、その実力はほんとうに凄い!!彼の演奏を聴く為に人々が足を止める。最後には取り囲むように見守る群衆。わかる!こんな人、路上に突然現れたらつい魅入っちゃうよね!!

 10年以上ドラムをやっていて、2年前からこのパイプ楽器(彼は’tubulum’ か’thongaphone’と呼んでいるそう)を演奏し始めたらしいけど、2年前の彼の身に一体何があってどうしてパイプをサンダルで殴ろうと思ったのか、その経緯を知りたい……。ほんと何があったんだ……。

 音楽が好きで好きでたまらなすぎて、履いていたサンダルをスティックに、その辺の物をドラムに見立てて、片っ端から叩いていたのかな。で、パイプいいポテンシャル持ってんじゃん、みたいな。少なくとも、たぶん彼は温泉卓球でスリッパを使うタイプの人間だと思う。それだけは分かるよ。