深刻な海洋汚染かと思ったら、膨大な数のアンチョビの群れだった!

深刻な海洋汚染かと思ったら、膨大な数のアンチョビの群れだった!

もはや群れ自体がひとつの生命体!

 アメリカ・カルフォルニア州はサンディエゴの美しいビーチ。海に突き出た桟橋から海面を眺めると、漏れた重油のような黒いものが一面に広がっている……。事態を究明するためだろうか、数名の人が得体の知れないその黒いものの方へ泳いでいく。しかし、重油漏れにしては嫌に軽装だ。しかも、彼等が黒い影に接近するに連れ、その黒い影は微妙に彼等を避けて形を変えていく。

 カメラが桟橋から海面へと切り替わる。黒いもののほうへ泳いでいたのは、どうやら調査員らしきおネエちゃん達だった。そして、そのおネエちゃん達が海に潜ってみると……。桟橋から見えた得体の知れない黒いものは、重油ではなく、何とアンチョビの群れだった!

 アンチョビとはカタクチイワシ科の小魚のこと。塩漬けにされてよくパスタやビザなんかに乗っているあれだ。魚が群れを成して泳ぐ姿は誰しも一度は映像などで観たこがとあるだろうが、この規模はちょっと異常。小魚とはいえ、こんな大群が自分のほうに向かってきたら怖いだろうな。それにしても、魚が群れになるとそれ自体がひとつの生命体に見えてくるのは何とも不思議だ。