現実でタイムラグを経験する実験で分かった『遅れる世界』とは

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 オンラインでSkypeをする時に回線速度が遅いとタイムラグが生じてうまく話せなくてイライラする。人は会話の中にリズムや間をしっかりと持っているので、それが合わないとストレスが溜まるらしい。

 でも、もしそのオンラインでのタイムラグを現実の世界で感じたらどうなるのか。ume.netがカメラやヘッドフォン、マウントディスプレイ、Rasberry piなどを組み合わせたデバイスを使って実験した。

 被験者は実際に視覚で見える光景をデバイスを通すことによって少し遅れて見ることになる。スポーツや料理、ダンスなどを遅れて頭に入ってくる視覚の世界で人はどのような反応を示すのか。

living with lag – an oculus rift experiment

 脳と神経の伝達が上手く出来ないと、例え身体は丈夫だとしても上手く反応出来なくなるのが見て取れる。このデバイスを付けてダンスや料理をしている人を見ると年老いた老人や歩いて間もない子供の姿が重なるのは、神経の伝達が衰えていたり、未発達だったりする老人と子供と似ているからだろう。

 実験自体はネットでのタイムラグをリアルで体験したらどうなるのかというコンセプトだが、何かこのデバイスは老人に対する理解などのために優れた効果を発揮しそうで見ていて夢が広がった。