東日本大震災で被災した子供達に対するアーティスト達の思い

東日本大震災で被災した子供達に対するアーティスト達の思い

 3月11日の東日本大震災が起こった日に合わせて、Sadeの名曲「By Your Side」で合田経郎氏がアニメーションを作成した1本の動画が公開された。

 1人の女の子がピアノを弾いている時に震災がおこり、一緒に暮らしていたウサギとタヌキのヌイグルミが避難している女の子が帰宅するのを一生懸命に待つ内容だ。可愛らしいアニメーションからは想像出来ない、女の子が帰宅する時の姿に起こった事の重大さを改めて思い知らされる。

By Your Side

 この動画はZapuniというプロジェクトのために作られた動画で、福島の子供達に音楽を届けるために寄付を募ったり、震災を風化させないためにビデオ作品を作ったりしている。

 今回のSADEの曲でアニメーションを作製した合田氏は次のように話している。

2011年3月に起きてしまった震災は、
原発の事故が合わせて起きてしまったことで、複雑になったように思います。
原発については、様々な議論があるけど、
「経済」を動かすためのもので「仕事」を失い、
「安全」なものの為に「住まい」を無くした人たちってなんなんだろう。
いわゆる「被災してしまった人達」ですませていいのだろうか。
呑気に暮らしていた自分にとっては、
考え続けなくてはいけないことになりました。

震災が起こってしまったこと。
大変な思いをされている人達がたくさんいること。
なまいきだけど「よりそいたい」と思ったこと。
東北に、明るい日常が戻ることを願っていること。

どれも忘れたくないので、
このプロジェクトに参加させてもらいました。
とりわけ、いろんなことを乗り越えていかなくてはならない、
子ども達の役に立ちたい。
彼らの未来が美しいものになるように願って、
ひとコマひとコマ作っています。

他にもZAPUNIでは、坂本龍一氏やSigur Rosが作った楽曲でビデオ作品を公開しているので、サイトを訪れてみてもらいたい。プロジェクトのサイトはこちらから。http://zapuni.com/ja/