WORLD ORDERが創り出す動画の意味と日本らしい美しさ

WORLD ORDERが創り出す動画の意味と日本らしい美しさ

 World Orderが新しい動画をUPLOADした。タイトルは『WORLD ORDER ” THIS IS LIFE “』。初の全国ツアー中のWorld Orderの新しい試みがこの動画の中で見る事が出来る。(WORLD ORDER TOUR 2014の詳細はこちらから )

 今回の動画は能登の切子燈籠の前で日本舞踊を取り入れたパフォーマンスをしている。能登地方の夏秋の祭礼には各町内からキリコと呼ぶ巨大な御神灯をかつぎだす習慣があり、後ろにあるのはその為の巨大な切子燈籠だ。動画だと想像出来ないが、1番大きい切子燈籠は15メートルにも及ぶ。

 撮影場所は能登にあるキリコ会館で、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、2008年から連続で2つ星評価を持つ能登の新しいシンボルだ。

 常に撮影場所や動画の内容に意味を持たせるWORLD ORDER。今回の動画でWORLD ORDER的なサラリーマンスーツとテクノに、伝統的な日本舞踊と巨大な祭礼のための燈籠を合わせて動画で表現したのは、オリンピック招致が決定したために、海外で人気が出始めたWORLD ORDERが日本の素晴らしさを動画を通して世界に発信し始めたのだと考えられる。

 日本舞踊の動きは単に手足を動かして踊るのではなくストーリーや役柄があり普段の生活で行う様々な所作がある。最後の礼も、動画を見ているモニターの向こう側の視聴者に対する日本的な礼儀だ。ただ、自分自身を美しく見せるだけではなく、相手に対する敬意や礼を表す事が日本的な所作法である事を表現している。

 眺めているだけでは分からない『意味』を考えさせられるのがWORLD ORDERの動画の特徴であり、アートだ。

WORLD ORDER ” THIS IS LIFE “