空間をねじ曲げる妄想を現実化したような彫刻がヤバい

Li hongobo

北京のアーティスト、Li Hongbo氏が作る紙の彫刻が世界中で注目されている。

 ハニカム構造と言われる紙を幾重にも重ねて繋ぎ合わせてある状態のものを彫刻することにより、その作品を手に取ってもちあげると、まるで空間がねじ曲がったように作品が伸びて行く。彼の作品は置いてあるだけでは分からない。誰かが手に取り、作品を伸ばした動画を見て初めてその作品の姿が見えてくる。

Li Hongbo sculptures at Art Miami 2014

 「最初見たときはそれが動くものだとは思わない。しかし、触って動かしたときに、その歪みを発見する。この物体構造の変化が大きなインパクトをもたらします。」

 最初は中国の伝統的な紙細工からヒントを得たらしい。Li氏はインタビューの中で、普通にどこにでもある識別可能なオブジェクトを制作する事で『歪み』が私達の知覚により深くアクセスしてくることを強調している。彼は紙の可能性を今後も追求していくようだ。

Li Hongbo | Out Of Paper