原発20キロ圏内で独りで生きる男

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全ての人が避難した福島の警戒区域で、ただ独りで生活する村松さんを追った動画です。
彼が話す1つ1つの言葉が重く考えさせられます。
そこに住んでいる人にしか分からない現実はただただ驚くだけです。

特に心に突き刺さるエピソードが、
「牛もバタバタ死んでたけど、まだ親子で生きてた牛がいたわけ。
どっちもガリガリだった。
水も餌も一ヶ月も食ってなかった。
子牛はオッパイ吸いたくて親のところにいくんだよな。
オッパイまでもう少しってところで、
親は出ないのわかってるから、
もう蹴るんだわ。子牛を。
それでもまだ欲しくてまた行くわけよ。
でまた、蹴られるわけよ。
でまた行くわけよ。
でも、三回蹴られると、もう子牛も行ってもダメだと。
そしたら何考えたか知らんけど、牛小屋の角にロープが下がってた。
ロープが下がっているその下が、もう乳首に見えたんだべなぁ。
そこ行ってちょこちょこ吸ってた。
それは見てられなかった。
それから何日か後に両方死んじゃった。
なんぼでもあった。この中で。
全部助けることは出来なかった。」

他にも福島に住んでいる人にしか分からない事実があるので、是非飛ばさないで30分のこの動画を見てみてください。ただ動画のタイトルだけ見ると酔狂にしか思えない村松さんの生き方は、動画を見た後には本当に人間にとって大切な事を忘れないで生きている人なんだなと感動してしまいます。

Alone in the Zone 原発20キロ圏内に生きる男
この動画はViceのチャンネルからお送りしています。