驚くほど再生されるミュージックビデオの3つのポイント【動画マーケティング】

3Point

今後の音楽業界でYouTubeでミュージックビデオが再生される事が一番重要であると言っても過言ではないが、どのようなものが再生されるのだろうか?
Gangnam Styleを例にとって考えてみた。

・「カッコいい」ミュージックビデオよりも、「楽しい、変、面白い、凄い」のキーワードが重要に

今まではアーティストのカッコ良さを見せるためにクールなミュージックビデオが主流だった。カッコ良いダンサー数名をバックに踊るようなものや、いくつかの派手なステージでずっと歌っているようなものだ。このようなミュージックビデオだとFacebookやTwitterでバズらない。よほどそのアーティストが好きでない限り、『友達に見せたい』と思う事はないだろう。再生回数をあげるには、「楽しい、変、面白い、凄い」動画にする事が必要だ。そうする事でファンではない人もシェアするようになる。

Gangnam Styleのミュージックビデオは楽しく変で面白いために、見た人がTwitterやFacebookでバズらせて世界に広がった。他にこのようなキーワードでYouTubeで再生されたミュージックビデオの例としては、きゃりーぱみゅぱみゅの”PONPONPON”のミュージックビデオがある。楽曲のクオリティも高いが、変で面白く楽しい動画になっており、世界中でシェアされた。アメリカのシンガーソングライターであるケイティ・ペリーのTwitterでも「彼女、ホント好き!」とフォロワー1,400万人につぶやかれた。現在、PONPONPONは約4,200万回も再生されている大ヒットミュージックビデオになっている。

他にミュージックビデオで再生された例としては、
お笑い芸人である鉄拳が作ったMuseの”Follow Me”は感動的なストーリーが共感を呼び、多くの人にシェアされた。

SOURの”日々の音色”は独創的な表現方法で「凄い!」と思わせる動画になっていて、シェアされた。

・何度も見れるような内容であること

再生回数をあげるには、一人のユーザーが何度も何度も再生する事が大切なポイントだ。Gangnam Styleの動画の内容はコントみたいなものだが、何度見ても飽きない工夫がされている。今までのミュージックビデオはずっと同じようなシーンが続いているものが多かった。ただアーティストが歌っているだけだったり、踊っているだけだったりするものだ。

Gangnam Styleは同じような場面が続かない。沢山のアイデアが詰め込まれ、一度見ただけでは覚えきれないぐらいのコンテンツが4分12秒の中に凝縮されている。一度見ただけでは覚えきれないので、もう一度再生してしまう。そして何度も再生しているうちに、ユーザーはその楽曲を覚えてしまうようになり、再生回数もあがっていく。

・動画をバズらせるマーケティング

Gangnam Styleを歌っているPSYが所属するYG Entertainment(以下YG)は日本でも有名なBIGBANGや2NE1、SE7ENが所属する韓国のレコード会社だ。実はYGは昔からFacebookやTwitter、YouTube等のマーケティングに相当な時間と人員を割いている。一説にはインターネットのマーケティングだけでも30人以上が関わっていると言う話も聞いた。YGのアーティストのYouTubeチャンネルは相当良く出来ていて、ミュージックビデオを再生した後に他の動画も見たくなる。次の動画の再生に繋がるようにサムネールがかなり意識して作られているからだ。しっかりとオフィシャルサイトや楽曲を販売しているiTunes、Facebookページ、Twitterへのリンクが貼られ、ファンが必要な情報が奇麗に整理されている。

そんなYGのアーティストのミュージックビデオが出来上がると、かなり周到にインターネットでのマーケティングが始まる。ただ動画をアップして待つだけでなく、一斉に再生されるようにTwitterやFacebookでリンクをバズらせている。再生回数を一気に上げる事でYouTubeのページのトップに載り、さらに再生が加速される。再生回数の上げ方に関しては諸説があるが、ミュージックビデオをただアップロードして待っているだけでは激的に再生回数を上げる事は出来ない事は確かだ。

具体的にはタイトル、タグ、説明、サムネイルなどの動画を検索される時に必要なデータを最適化する事が大切だ。あまりに大量の動画が投稿される中、YouTubeのトップに載ることは既に難しい。検索や関連動画からの視聴者の流入は非常に大切になってくる。

下記のリンクはYG EntertainmentのYouTubeチャンネル。
http://www.youtube.com/user/ygentertainment

新しい楽曲をインターネットの世界で認知してもらうために、ミュージックビデオを制作してYouTubeで再生回数をあげることは必須であると思う。今後の音楽業界には動画マーケティングが欠かせない事は間違いない。